第161回燃料電池研究会セミナー |
主催 電気化学会燃料電池研究会
☆テーマ:アニオン交換膜形水電解における触媒材料開発の最新動向 アニオン交換膜 (AEM) 形水電解システムは、プロトン交換膜 (PEM) 形水電解で必要となる貴金属触媒が不要であるため、低コスト化・大規模化へ向けた研究開発が世界中で進められています。電極触媒開発においては比較的安価かつ埋蔵量も豊富な3d遷移金属が使用可能であることから、多種多様な電極触媒が開発されており、触媒開発動向や反応機構の理解、現状の課題などの最新情報をキャッチアップすることが極めて難しい状況です。本セミナーでは、まず、AEM形水電解システムの概要を共有頂いた後に、特に触媒開発に焦点を絞り、技術開発動向や技術課題の共有、今後の開発方針を議論する場にします。皆様のご参加をお待ちしております。 0.13:00~13:10 開会の挨拶 1.13:10~14:00 AEM水電解装置の概要と開発動向 (産業技術総合研究所)伊藤 博 2.14:10~15:00 グリーン水素製造に資する電極触媒の合成と評価−アルカリ水電解・海水電解・アンモニア酸化− (山口大学)中山 雅晴 3.15:10~16:00 アルカリ水電解のための複合アニオン化合物および複水酸化物触媒の開発 (京都大学)宮崎 晃平 4.16:10~17:00 酸素発生触媒活性の記述子に関する研究 (東京大学)八木 俊介 山梨大学 燃料電池ナノ材料研究センター 燃料電池研究会 主査 柿沼克良(TEL: 055-254-7143) E-mail: fuelcell@electrochem.jp |