第162回燃料電池研究会セミナー |
主催 電気化学会燃料電池研究会
☆テーマ:固体高分子形燃料電池(PEFC)用カーボン担体の最新動向 固体高分子形燃料電池(PEFC)に利用されるカーボンでは、その導電性、多孔性、比表面積の改良が施されています。近年では、その高度に改良されたカーボン粒子内に数ナノメートルの直径を有する連通孔も形成され、Ptの担持状態やアイオノマーの被覆状態を改良し、スルホン酸基の特異吸着の抑制やガス輸送特性の向上なども検討されています。本セミナーでは、これらPEFC用カーボンの表面構造、微構造、Pt担持状態からアイオノマーの被覆、そしてセル性能等に至る最新情報をご講演いただき、PEFCの高性能化に向けた今後の指針についても議論を深める予定です。 0.13:00~13:10 開会の挨拶 1.13:10~14:00 ナノレベルで細孔制御されたメソポーラスカーボン(CNovel)とその特徴 (東洋炭素株式会社)森下 隆広 2.14:10~15:00 MPC担体を使用したPtとPt系触媒の電気化学特性およびメラミン修飾による高活性化と高耐久性化 (同志社大学)大門 英夫 3.15:10~15:50 多孔質炭素ESCARBON🄬 MCNDの紹介 (日鉄ケミカル&マテリアル)正木 一嘉 4.16:00~16:50 PEFCの性能・耐久性向上へのカーボン構造とPt,アイオノマー分布の影響 (山梨大学)内田 誠 山梨大学 燃料電池ナノ材料研究センター 燃料電池研究会 主査 柿沼克良(TEL: 055-254-7143) 事務局 小林駿(電力中央研究所) E-mail: fuelcell@electrochem.jp |